海外就職を達成しても、そこで人生が終わるわけではありません。キャリアは続くし、就職した後の不安や心配事は常につきまといます。

ここでは海外就職を達成した後に訪れる不安を、どう皆が乗り越えたのか、乗り越え方や方法、ツールやサービス、試したことなどを記載していきたいと思います。

ビザ関連

就労後、まず真っ先に解決せねばならない問題はビザです。特に転職と同時にキャリアアップしていく流れが一般的である北米圏において、永住権や就労ビザなどのビザ面における悩みや問題は、早いウチに当事者である皆様自身が理解しておくことをお勧め致します。

中小・スタートアップの場合

規模の小さい会社(約50人未満)の場合、申請できるビザやカテゴリが限定されたり、そもそも企業側にビザの知識が無い、またはアップデートされていない場合が非常に多くなります。

ビザサポートを拒否している企業などの大半は、例えば古いビザ事情しか知らなかったり、情報がアップデートされていなかったり、イメージできない作業にリソースを割きたがらない企業が大半です。

この場合、政府公認ビザコンサルタントに依頼をして企業へ提案をしてもらったり、自分自身がビザの知識をつけたりと、様々なプランが考えられますので、規模の小さい会社だからと言って諦めず、まずは自分自身の状況と現時点で考えられるビザのプランを明確にしましょう

大手の場合

大規模な企業の場合、大抵は移民弁護士や専属のビザコンサルタントが在籍している場合があります。カナダの場合、ビザ事情を説明した上で入社したケースですと、トラブルになったケースは少ないのですが、そもそもビザサポートをしてまで外国人の雇用を積極的に促進しているかと言えば、GAFAMクラスの大手でない限り難易度が高いというのが一般的な共有認識です。

外国人ステータスで大手を狙う場合、例えば企業サポートの必要無いカテゴリの永住権を念頭においたり、レアケースではありますが戦略が必要になる場合もありますので、そういった場合のみコンサルタントに相談してみましょう。

まずはビザ相談会から

Frogではビザ相談会を2ヶ月周期で開催しています。ビザ相談会は無料ですが、Tech界隈で就労した方々の事例を元にどういった質問にも回答していますので、Slackの#events-postチャンネルよりアップデートをお待ちください。

転職

カナダで一度就職した後転職する場合、待遇や条件を格段に上げる方法の一つにリファラル入社があります。

Frogのコミュニティはもちろんのこと、コミュニティや情報発信における人との繋がりは大きくその後の助けとなりやすいのが北米圏の常でもありますので、より多くの機会を有効活用しましょう。

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起業、フリーランス